日本で唯一の環境・CSRのビジネス情報誌「オルタナ」を発行する株式会社オルタナ(東京都渋谷区、代表取締役・森 摂)は、農漁業専門のITベンチャーであるフウド株式会社(東京都町田市、代表取締役・齋藤悠)と共同で、iPhone/iPad対応アプリ「オルタナAPP」(無料)をリリースした。オルタナが発行する主力雑誌「オルタナ」のバックナンバーを無料で読めるほか、最新号を購入することもできる。このアプリには、自社サイトで配信している環境・CSRに関係する編集部発の最新ニュースを閲覧できる機能も実装している。
オルタナが無料公開したのは、オルタナ創刊号(2007年3月発行)から4号(2007年10月号)までで、今後、発行後1年を経過したバックナンバーを毎月1号ずつ、順次無料公開していく。今年4月18日現在、19号(2010年5月号)以降は、同アプリ内で有料販売しているが、発行から1年以上過ぎた号については無料公開していく。
オルタナ1号の主な内容:特集「環境・健康・社会貢献--他とは違う51社」、イヴォン・シュイナード(米パタゴニア創業者)インタビュー「社員をサーフィンに行かせる本当の理由」
オルタナ2号の主な内容:特集「良いバイオマス悪いバイオマス」、山口絵里子(マザーハウス代表)インタビュー「フェアトレード改革『バッグ』に託す」
オルタナ3号の主な内容:特集「横並びCSRならやめちまえ」、片山隆之(帝人代表取締役副社長CSRO)インタビュー「企業が道をはずさないために」
オルタナ4号の主な内容:特集「京都議定書 ツケは誰に」、藤井絢子(滋賀県環境生協理事長)インタビュー「環境問題、滋賀から変える」
電子媒体を巡っては各メディアとも課金による収益向上を目指しているが、オルタナは逆に、既存読者への還元と新たな読者の開拓を優先させる。雑誌のバックナンバーをこれほど大量に無料公開するのは日本で初めて。
オルタナの誌面では、社会起業家支援などで知られる田坂広志氏(シンクタンク・ソフィアバンク代表)や作家・田口ランディ氏、日本唯一の森林ジャーナリスト田中淳夫氏など、連載陣のコラムもすべて閲覧可能だ。また、オルタナのウェブサイト(www.alterna.co.jp)で随時更新される編集部発の環境、CSRに関するニュース記事とイベント情報も常時閲覧できる。
オルタナ編集長の森 摂は「オルタナの記事は発行後1-3年経っても通用する記事が多く、これまでオルタナを知らなかった読者や、バックナンバーを読んだことがない読者にも、オルタナの記事を開放したい」と話している。
◆オルタナアプリはこちらから http://itunes.apple.com/jp/app/id395819074?mt=8
【オルタナ概要】(www.alterna.co.jp)創刊:2007年3月。発行部数:15000部。体裁:A4変形フルカラー68ページ。販路:全国の書店、アマゾン、富士山マガジンサービス、MAGAストア
【フウド株式会社】 (www.fuud.co.jp)フウド株式会社は農漁業専門のITベンチャー。消費者と農漁業者を結びつける仕組みの研究をしており、農漁業者向けクラウドの開発を行う。
■本リリース、オルタナに関するお問い合わせ先株式会社オルタナ担当:吉田
TEL:03-3498-5372 E-mail : info@alterna.co.jp
■本アプリに関するお問い合わせ先フウド株式会社担当:齋藤
TEL: 042-785-5902 E-mail : info@fuud.co.jp