私たち会津農家で構成される会津高野米(あいづこうやまい)研究会は、農漁業ITベンチャー・フウド株式会社の協力のもと、ソーシャルメディアを駆使し国内外への情報発信及び、新米の販売を開始いたします。
農家自身が”福島農業の今”を発信し消費者と交流することで、信頼関係を構築します。そして生産者の顔が見える安心安全なお米を提供し、風評被害に立ち向かいます。
■なぜソーシャルメディアか?
私たちは風評被害を払拭するため、放射線測定器の導入するなどを通じて、正しい情報を集めながら、細心の注意を払いお米をつくりました。安心安全で美味しいものを責任をもって提供したい。その思いを広く届け、消費者と直接交流を行うためにソーシャルメディアの活用を選択しました。皆様に私たちの思いやこだわりを知ってもらうとともに、納得のいくまで安心安全の確認をしてもらいたいと思います。そしてお気に入りの農家、毎日の食卓を彩るお米になることを目指します。
1.発信と交流
安全性に関する正確な情報はもちろん、生育状況、農産品へのこだわりといった農産品の情報。そして農家生活を綴ったブログや"つぶやき"といった、私たち農家をより身近に感じてもらえる情報も発信します。消費者は私たちが発信するこうした情報をもとに、自由に質問したり交流することができます。
また英語等、多言語訳のページを用意することで、「FUKUSHIMA」の農業の現状を世界に向けて発信します。
2.facebook上での販売
今回はfacebook上で農家が消費者に直接販売できる仕組みを構築しました。
facebookならではの機能を取り入れ販売を促進します。消費者は自分が良いと思う農産品に【いいね!】を押すことで、共感を表明。私たち農家は、共感を表明してくれた消費者に対して、割引等の特典を提供することで、お礼の気持ちをお届けいたします。
お互いの気持ちを届け、つなげることで、会津農業の活性化を図ります。一次産業従事者がソーシャルメディアを使い直接交流・販売する取り組みは世界的にも珍しく、福島農家はもちろん、国内外の一次産業活性化のモデルケースになるよう励んで参ります。
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■会津高野米とは
会津はコシヒカリが食味ランキングで連続15年特Aに選ばれる等日本でも有数の米どころです。その会津の中でも粘土質の肥沃な土壌である高野の地は、最も米栽培に適した場所であると会津藩のお殿様からも言われておりました。自然条件の豊かさに加え、稲と稲の間隔を通常の2倍以上にすることで土地の栄養を凝縮するなど、農法にもこだわる「会津高野米」は最もおいしいお米との評価をもらっております。
■組織概要
会津高野米を作る農家によって構成されます。当初会津高野米の美味しさを伝え、高野米をより良くするための集まりでしたが、震災以降の風評被害の中、より責任をもって安心安全をお伝えするために本年8月7日に正式に発足しました。
フウド株式会社は農漁業専門のITベンチャーです。消費者と農漁業者を結びつける仕組みの研究をしております。今回の会津高野米プロジェクトはフウド開発の農漁業者向けクラウド「ノウカオフィス」が支えております。
■本件に関するお問い合わせ先 フウド株式会社 担当:齋藤 TEL:042-785-5902 E-mail:info@fuud.co.jp |